加藤博一メモリアル

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スーパーカートリオ

近藤監督が誕生させた機動力抜群でユニークなトリオ

今でも面白い試みだったとして語り継がれているのが「スーパーカートリオ」です。
大洋ホエールズに所属していた高木豊選手、屋鋪要選手、そして加藤博一選手の3人で結成されました。
実は、もともと近藤監督は「スポーツカートリオ」という名前で売り出していましたが、メディアが「スーパーカー」と名づけて報道していた為、そちらが定着しました。

1番バッターに高木選手、2番に加藤選手、3番に屋敷選手と並べたこの打線は、大きな話題となりました。
結成した1985年の、スーパーカートリオと大洋ホエールズのスタメン選手の成績は下記の通りです。





















1番 高木 125 488 105 155 33 5 11 50 42 5 1 83 50 .318
2番 加藤 129 436 63 122 16 5 4 35 48 39 0 44 60 .280
3番 屋敷 118 444 65 135 15 5 15 78 58 2 5 46 74 .304
4番 レオン 128 462 65 140 21 0 31 110 6 0 7 77 77 .303
5番 ホワイト 88 308 37 81 18 3 10 45 11 0 0 45 65 .263
6番 田代 110 366 44 95 14 1 24 68 0 0 2 35 94 .263
7番 山下 99 293 25 82 17 0 6 25 3 8 1 27 32 .280
8番 若菜 130 403 28 108 9 2 7 44 1 11 3 17 34 .268

3人で稼いだリーグトップの盗塁数148、三塁打は15

近藤監督のオーダーで、スーパーカートリオは毎試合のように盗塁に成功。(盗塁にこだわり過ぎて、無駄な盗塁も多かったと批判を浴びる事もありました)
結果、3人で148盗塁という記録を残しています。
また、リーグトップの3塁打記録「5」を3人揃って達成するなど、数字としては大きな結果が残りました。

しかし、上記の成績を見ていただければわかるように、チーム全体としてはあまり機能的ではなかったようで、ペナントは4位という結果に終わってしまいました。
ただ、プロ野球界(特に野球にあまり興味の無かった視聴者)にとっての貢献は非常に大きく、連日のように報道されたスーパーカートリオの活躍は、今でも「ユニークな試み」として語り継がれています。